蒸した舌平目 機内食@アリタリア航空 AZ785便 成田-ローマ ビジネスクラス
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ShigeP's Tokyo Restaurant Guide
ビジネスクラス初体験は極めて快適なものだった。足を伸ばせる、自分のスペースがあるおかげでいつもは感じる飛行機の疲労感はほとんど感じなかった。
12時間以上の飛行だと降りる時に一刻も早く降りたくなるが、もっと乗っていてもいいかなと思ったのは初めて。
そして、食事も豪華そのもの。食べきれないほど出る。ただ基本はレンジでチンのようだ。地上で食べるものとは比較はできなというか、地上で食べたらもっと感動するだろう。
それでもソムリエが選んだというワインはとても美味しかったし、食事もサービスも十分に満足できるものだった。
ラウンジから乗り場に行くと既に搭乗は始まっていた。それでもビジネスクラスはあまり待たずに搭乗できた。
席はかなり前の方で入り口のそばだった。ファーストクラスはないのか?
今調べたらアリタリア航空にはファーストクラス自体ないらしい。そういうものなのか。今まで自分にあまりに無縁すぎて考えたこともなかった。
それにしても客室乗務員の方々がイタリア人も日本人もかなり高齢。安心感はあるが、スペシャルな所に来た感じがしない。それでもやはり日本人の乗務員の方が色々と気が利いていた。
席はこんな感じで右横にスペースがあり、
手前は足も伸ばせる作り。これはベッドにもなるようだ。ざっくりエコノミーの3倍は専有面積があるように感じる。
スリッパもついているし、
アメニティも付いていた。これはブルガリらしい。実はまだ開けていない。オークションで売ろうかと思っているのだが。。
目の前のディスプレイ。自分は機内で映画をみないので使う予定なし。これに限らず機内全体が少し古い感じ。
食事のメニュー。やたらとメニューが長いのは最近の流行り。
新聞も自由に選べた。日系をチョイス。
飛行して機内が安定してくると待ちに待った食事の時間。まずは食前酒。
ミモザ(シャンパン+オレンジジュース)はオレンジが美味しく量もたっぷり。
アンティパスト(前菜)はスモークサーモンのサラダと鴨肉のカナッペ(一口パン)。
そしてパンと
プロシュート(生ハム)とメロン
更にシーフードサラダ。こういう調理を必要としないものは流石に美味い。
そしてこのワインがすっきりしてフルーティで飲みやすい。「ルート212」というイタリアワインらしい。
そしてプリモは
「緑のラザーニャ ミートソース ペシャメルソース グラナ・パターノチーズと共に」
なお、日本人の客席乗務員が気を利かして全て2人とも違うものを持ってきてくれたので、皿を交換しながら全種類を食べることができた。
「サンマルツァーノトマトとバジリコ エクストラヴァージンオイルのパスタ」
パスタは電子レンジで暖めたようで、一部がかなり硬くなっていた。
そしてセコンドは
「ボローニャ風ポークフィレ パルマ産プロシュートグラナ・パターノチーズ ヘーゼルナッツ入りほうれん草の
バターソテー フォンダンポテトを添えて」
「蒸した舌平目の香味風味 エストラゴン風味の魚のソース
ローズマリー風味のポテトとトマトのグラタンを添えて」
どれも味付がよく、都内のレストランで食べたら感動したであろうが、舌平目なども少しグチャッとした感じで電子レンジの限界を感じる。
とはいえエコノミーとは比較するまでもないし、アリタリア航空の機内食が高い評価を受け取ることは十分納得できた。
フレッシュフルーツのドルチェ、これは先輩が食べたもの。
自分はフレッシュフルーツを洗濯。
さて、食事が終わっても普通の席のまま座っていたら、先輩がリモンコンの使い方を教えてくれる。ビジネスクラスには5回くらい乗ったことがあるらしい。
フルフラットにもなるようだ。
しかし、それに近い状態にすると足先が狭くなりあまり居心地がよいくない。結局、温泉などのリクライニングのように深くは倒すがフルフラットにしない方が自分には快適だった。
そして、眠るといつもの飛行機よりも深く眠れることが分かる。3時間ほどグッスリ寝る。その後はiPadで「スラムダンク」を読んだり、飽きたら寝たりを繰り返す。
漫画を読む習慣はほぼなく、紙ベースで持っている漫画はゼロだが、スラムダンクは友人から電子版をもらって長距離の飛行機移動の際に読むようにしている。もう10回くらい読んでいるが内容も良いし時間もつぶせて最高だ。
そして離陸の数時間前にもう一度機内食が出る。日本だと朝食の時間だが現地だと夕食の時間だ。先ほどたくさん食べたのであまり食べられない。
紅茶を頼む。イタリア料理店ではたいてい紅茶は美味しくないが、このミルクティーはかなりのレベル。
そして、飛行機の中の地図ではヴェネチアがすぐそばだ。もう着くのかと思いきや、この飛行機はローマ行きだった。降りた後にこの航路を少し戻る感じでもう一度飛行機に乗らなくてはいけない。
こんな感じでアリタリア航空AZ0785便はほぼ定刻の19時頃にフィウミチーノ(ローマ)空港に到着した。都合12時間45分の長旅だったが、ビジネスクラスの広い席のおかげでよく眠れ疲れもあまり感じない快適な旅だった。
地球の歩き方 イタリア 2018~2019
帰りの飛行機の記事は以下からどうぞ。
イタリア旅行7日目④アリタリア航空AZ784便 ビジネスクラス
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