
ハノイで突然のスコールの中、悪徳タクシー乗車。ひどい目に遭いました。汗。


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ベトナムの世界遺産ハロン湾写真集Part1
ベトナムの首都ハノイの旅行中悪徳タクシーの被害に遭いました。汗。
大雨の降りしきる中、仕方なく乗ったタクシーは最初のメーター表示は通常のタクシーと変わりませんでしたが、乗って数分で20が一気に60に上がるというインチキメーター。
しかも、訳の分からないことを行って途中で降ろされました。。
東南アジアのタクシーは日本と比べるとかなり安いですが、一定の数で悪徳タクシーがいます。
一般にタクシーの被害で最悪なのは、山奥など知らない場所に連れて行かれ、身ぐるみ剥がされるといったものでしょう。ひどいとレイプされたり殺されたりという記事を目にすることさえあります。
ただ東南アジアのタクシーではこういった凶悪な被害はあまり耳にしません。圧倒的に金銭絡みのものが多いです。こちらは腹が立ちますが、「セコい」タクシーが多いです。
自分が経験したものの含めて、悪徳タクシーを上げてみます。下に行くほど悪くなる感じで並べてみました。
1. 遠回りする
2. お釣りを払わない
3. メーターを使わない
4. タクシーのメーターが改造メーター
5. 単位が違うと言い張る (例 ベトナムドンのはずなのに、USドルと言い張る)
1. 遠回りして小銭を稼ぐのはタクシー運転手の常套手段ですね。これは日本でも普通にあると思います。
ただ海外旅行だと悪質なものもあるでしょうが、一方通行なので仕方なかったり、渋滞する道を避けたりなどの悪質でない遠回りもあると思います。判断は難しいのもあると思いますが、怒っている人はよく見かけますね。
2. 日本ではありえませんが、これは何回か経験しています。数十円ならチップと思い我慢します。大きな札しかないとあせりますが。
3. 東南アジアではメーターを使わないタクシーはとても多いと思います。タイのバンコクなどメーターを使うタクシーの方が少数派。。だいたい倍か3倍くらいふっかけてくるのが普通です。
昔はこういうタクシーは意地でも乗りませんでいしたが、最近は状況によっては乗ります。
西洋人の知人に、「彼らも生活があるんだから」みたいなことを言われたのがきっかけでした。彼が言うには、自分の国のタクシー代に換算して、そこまで高くないなら払うとか。
例えばバンコクのタクシーは初乗りが35バーツくらい。日本円に換算すると100円。初乗りで行けそうな距離でも100バーツとかふっかけてきます。
しかし日本円にして300円。彼らも正直にメーターを使って100円じゃあほとんど儲からない。よって、暇な時は次のタクシーを探しますが、まあこれくらいなら良いかと割り切る事も多くなりました。
多分、このような心構えは東南アジアを旅行する上で大事と思えるようになりました。西洋人の知人に感謝です。数百円で大きなトラブルに巻き込まれるのは割に合わないですから。
ちなみに最初に東南アジアに行った時は血気盛んな頃だったのでぼったくりが許せず、タクシーを降りた後に悪徳タクシーの運転手に悪態をついてました。
4. 改造メーターは旅行記の中ではよく聞く話ですが、今回初めて経験しました。自分の場合はある瞬間突然数字が上がったのですが、やたらと料金が上がるスピードが早かったりなど色々な種類があるようですね。
5. これが一番困るかも。タクシーだけでなく、ぼったくりバーみたいな所でもいういう話は聞きます。
さて、本題に入りましょう。
9/22日の午後、世界遺産のタンロン遺跡を見学していました。

世界遺産 タンロン遺跡 (旧ハノイ城跡)
これはタンロン遺跡に着いた時に撮った写真ですが、すでに少し雲行きが怪しくなっていました。遠くに黒い雲が見えます。しかし東南アジアのスコールをなめていました。
降り出したと思ったらあっという間にどしゃぶりです。雷も轟いています。
タンロン遺跡の出口に急ぎ、Uberでタクシーを呼びます。Uberはこの旅で散々使ったタクシー配車アプリ。ここまでとても快適に使っていたのですが、ここで問題が起きました。
タクシーは近くまで来てくれるのですが、タンロン遺跡の出口で待っている自分に気づいてくれないのです。
一台目のUberのタクシーはあちらからキャンセルしたと思ったら、二台目もまたキャンセルされます。
途方にくれます。ただ選択肢はありました。
ただ自分の目の前にはずっとタクシーが止まっていましたのです。しかし、Uberを信用していたのと悪徳タクシーを警戒して近づかなかったのです。
安全なタクシー会社としてタクシーグループやマイリンタクシーの名前は知っていましたが、そのどちらでもありません。緑色なのはマイリンタクシーと同じですが、聞いたこともないタクシー会社の名前です。
かなり迷いましたが、自分がどんどんずぶ濡れになるに至っていは選択肢はありません。そのグリーンのタクシーに乗りました。
タクシーの運転手は陽気な感じで少しだけ英語も話します。
メーターは10,000ドン(50円) から少しずつ上がっていきます。良かった、メーターも使うし悪徳タクシーではなさそう。

ほっと一息。当初は降りしきる雨の中助かったと思いました。
しかし5分くらい走って状況は一変します。

なんとメーターが突然上がり、気がつくと一瞬で97,000ドン(500円弱)になっています。
そしてここから悪徳運転手の行動が意味不明でした。
少し商店街がある通りで車を止めたと思いきや、大声で"No taxi. No taxi." と叫び、看板を指差します。いきなりNo taxiと言われて混乱します。
するとスマホの翻訳アプリを取り出し、自分のベトナム語を英語に訳します。どうやら看板にはこの通りはタクシーが通行できないということが書いてあるようです。
いやいや、いくらでも他に行く道があると伝えようとしますが、"No taxi. No taxi." と大声を出すばかりで埒が明きません。
仕方なくタクシーを降ります。ぼったくり料金はそのまま払うことにしました。西洋人の知人の言葉ではないですが、500円ぐらいで大騒ぎするのは割にあいません。
しかし面白いことにメーターは105,000ドンだったのに110,000ドン出すとお釣りはくれました。
あくまで自分は悪いことはしていないというスタンスなんですかね。
突然知らない所で降ろされましたが、雨はかなり治まっていたので、Uberで配車し、今度は無事にホテルに帰れました。
さて、ホテルでバスタブにつかりながら考えます。なぜ悪徳タクシー運転手があのような行動を取ったか?
おそらくホテルまで連れて行くと、当然ベトナム人の従業員もいるし、自分が文句を言うのを恐れたのではないでしょうか?バンバープレートも控えられますしね。
流石の常習犯、一応考えてはいます。
しかし雨の中途中で降ろさなないでほしいね。。。
ベトナムは、そしてハノイも悪徳タクシーの話は聞いていましたが、皆様もお気をつけ下さい。ただ被害にあった時も少しのお金で済むならあまりキレない方が身のためだと思いますよ。
そして今回Uberというタクシー配車アプリを使いましたが、この一件以外は超優秀でした。その記事も近いうちに書こうと思います。



コメント
コメント一覧 (2)
ベトナムの悪徳タクシーは結構有名なようですね。私の聞いた話では、空港でタクシーチケットを買ったにも拘わらず、うまいことだましてチケットもレシートも持っていき、さらに降りるときに法外な料金をふんだくったそうです。レシートも持っていったのは、タクシーチケットを買っていた証拠を残さないためだったとのこと。やはりホテルまでは行かず、その手前で降ろし、逃げるように立ち去ったというお話でした。
海外でタクシーに乗るときは、事前情報を得て、本当に注意しないといけないですね。自分は若い頃、フィジーでタクシーのドライバーの言うままに観光地へ連れていかれ、その後自宅にまで招かれ歓迎してもらい、最後は安い料金で良心的な土産物店で降ろしてもらいました。たまたま本当にいい人だったからよかったものの、あとから考えるとぞっとします(笑)。
コメントありがとうございます。
悪徳タクシーの話は聞いていましたが、目的地の手前で降ろすという話は知りませんでした。「良い」勉強になりました。
しかしフィジーのタクシーは良い方で良かったですね。話としては途中まではよくある詐欺行為につながるようなストーリーでですが。
ちなみにベトナムではタクシーやお土産屋その他もろもろやたらとフレンドリーに話しかけてくる人が沢山いますが、完全に無視しました。中には良い人もいるかもしれませんが、選別できないので。