コスモホテル Cosmo Hotel @湾仔 香港 Wan Chi, Hong Kong
中環からスーツケースを抱えて電車に乗り込む。混んではいたけどまだラッシュアワー前。二駅で湾仔にたどり着く。さて、どこで出たら分からない。が、この時はまだ香港をなめていたから簡単にホテルにたどり着けるだろうと思っていた。
しかも、出口の表示板の前に案内係が2人もいる。なんて親切なんだ。香港。しかし、ホテルの地図を見ると困った顔。どうやらこのホテルは湾仔と書いてあるが、最寄りの駅は隣の銅鑼湾のようだ。紛らわしい。
まあ電車に乗るのも面倒だし、タクシーで行こう。地上に出る。
しかし、この駅の道は複雑に入り組んでいて、しかもすごい人だ。人口密度だけ考えたら、東京でもこれだけ密集しているところはそうなないだろう。
タクシー乗り場らしきものもない。ある人にタクシー乗り場を尋ねるが、言われた方に行ってもなかった。これもアジアではよくあることだ。
ということで、片っ端から流しのタクシーに合図を送るが、止まってくれない。人が乗っているタクシーはもちろん、人が乗っていないタクシーも止まってくれない。
ようやく止まってくれたと思ったら、行き先を告げたらそのまま行ってしまった。近い所にはいけないということだろう。
随分と駅から離れたところで、10回目くらいのトライでようやく載せてくれるタクシーに出会った。しかし、近いのに道の都合でコスモホテルはかなり行きづらいようだ。遠回りするが、こちらの方が早いみたいなことを行っている。
この状況では任せるしかない。しかも、道路はすごい渋滞でなかなか動かない。
しかも、渋滞の中ふと感じると寒い。なんと冷房がかかっている。運転手はカジュアルな冬物ジャケットを羽織っている。タイなら冬でも30度近くあるので、理解できるが、気温が17度の香港で冷房をつける人がいなかった。
しかし、後で聞いたところ、香港では珍しいことではないようだ。オフィスもそうだったりするらしい。
おそらく30分以上かけて、コスモホテルに到着。メーターは45香港ドル(700円)を指している。日本の感覚なら初乗りだが、タクシーだけは安いと言われる香港でこれはかなり高い。初乗りは20香港ドル(310円)だ。
大人しく、香港駅でシャトルバスを待っていれば良いものの、ひどい目にあった。香港の地形は想像よりもはるかに複雑だった。
という訳で大幅に時間を浪費しホテルに着いた時は5時半を過ぎていた。空港に着いたのは3時なのに。。
フロントは簡単な作り。値段相応だ。
部屋は昨日メールでホテルにリクエストを入れておいた。
可能なら「バスタブ付きの部屋」、絶対に「静かな部屋」というリクエスト。
これはどんな時でも絶対にやっておいた方が良い。対応が天と地を違うことも。
すると、なんと27階の部屋。小さいホテルなのに27階あったことに驚くが、
それも道路から一番離れた部屋だった。しかし、足元に部屋番号があったのは人生初体験である。
部屋は?おっ、小奇麗で良いじゃん。
隣は墓地のようだったが、道路から一番離れている「静かな部屋」にしてくれたようだ。とこの時は感謝していた。
この机にあるのが、無料スマホだな。これを使ってWi-Fiを飛ばせば、手持ちのiPhoneでいつでも通信できるはず。
この存在を知ってこのホテルを選んだので、一安心。
よっしゃ、バスタブある!リクエストしておいて良かった。
Wi-Fiもすぐにつながり、
金庫もあり、
スリッパや、
水もあった。設備、備品には問題なさそうだ。
少し安心したが、かなく風呂に入ってくつろいていると、時刻はもう午後6時半。やばいシンフォニー・オブ・ライツは8時からだよな。そろそろ出かけないと。
「シンフォニー・オブ・ライツ」
ビクトリアハーバーを挟んだ両岸(香港島側+九龍側)の建物を利用いた光のショー。香港の夜景に加えて沿岸のオフィスビルや主要建物に設置されたサーチライト13分間きらめく。毎日午後8時から始まる。
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