イカのガーリック蒸し@點點心點心專門店 Dimdimsum Dim Sum Specialty Store ディムディムサム
東京たべある記
英語では点心のことをdim sumと言う。
少し不思議だった。というのも標準中国語では点心はDiǎnxīnと発音するからだ。日本語のてんしんに発音に似ている。
今調べると広東語で点心はdimsamと発音するらしい。
英語のdim sumは広東語をそのまま借用したものだった。
さて、そのdim sum からもじったDimdimsumは何とも覚えやすく音が良い店名だ。しかも絶品の点心が一日中食べられる店である。
点心は中国茶を飲みながら食べるもので、このことを飲茶と言うのだが基本的に飲茶は昼間の習慣だ。
前回香港に来たときにはそのことをうっかり忘れて飲茶の有名店に入ったら夜は飲茶はなく高額メニューばかりで参った。
香港旅行1日目⑧尖沙咀の「龍苑」で夕食
ただ最近はDimdimsumのように一日中点心を食べれる店も増えているらしい。
Dimdimsumを発見したのは前回の香港旅行の時。
銅鑼湾から宿泊したホテルに帰る途中にあるのだが、いつ店の前を通りかかっても混んでいた。
思い切って入ってみたら写真の蒸し海老餃子を始めどれも絶品。
香港旅行3日目⑯「Dim dim sum」 で絶品の飲茶を堪能
値段もリーゾナブルで満足度が高かった。
なので今回の香港旅行でもこの店だけは必ず再訪するつもりだった。
さて、今回Dimdimsumに行った時間は22時近くというのに席は辛うじて1つ空いているだけだった。相変わらずの人気ぶりである。
今夜は香港最後の夜。海老の蒸し餃子など食べれば外れないのは知っているが、ふと冒険心がもたげてきた。今まで食べたことがないものを頼むことする。
豚肉ちまきと黒トリュフの小籠包とイカのガーリック蒸しを注文。
正直なところ、豚肉ちまきはイマイチだったが黒トリュフの小籠包とイカのガーリック蒸しは絶品だった。
これに青島ビール二本で合計は100HKSを切って96HK$(1380円)。コスパも抜群。東京にあったら週一くらいで通ってしまいそうだ。
店の看板は前回から新しく変わっていた。
この豚のちまき?が謎だった。
豚肉などないのでは?と店員に確認したところ豚肉は入っているという言うし。なんか黄色いのがパン粉?みたいな感じで謎の食感だった。
しかしこの黒トリュフの小籠包は美味しい小籠包に黒トリュフの香りが最高。
そしてイカのガーリック蒸しが出色。すりつぶしたガーリックにイカを蒸したものだが珍味!辛さもほどよくビールがぐいぐい進む。
點點心點心專門店 Dimdimsum Dim Sum Specialty Store ディムディムサム@湾仔、銅鑼湾
中環威霊頓街98号地下
自分は銅鑼湾駅からしか行ったことがないが地図で見ると湾仔駅からもちょうど同じくらいの距離。5分ちょっとくらい。
ちなみに點點心點心專門店は香港では湾仔の他に佐敦、旺角、沙田にあるらしい。
更にネット情報だと上海にも南京西路、海寧路、金陵東路にあるそうで上海でも行ってみたいな。
點點心を後にする。結構色々な賞を取っているようだ。
ここから宿泊しているコスモホテルまでは10分弱。
今回の旅行は天気に恵まれているが明日のも晴れのようでホッとする。
明日はいよいよフェリーで香港からマカオへ移動だ。
コメント
コメント一覧 (2)
確かに点心は飲茶として昼間に食べるものでしたが、やはりおいしいので、夜間でも食べられる店ができてきたのですね。
本当に観光資源としてはシンガポールより劣るのでしょうが、それでも行きたくなるのはやはりおいしい食べ物だと私も思います。ブランド化した街には魅力がなくなりましたからね。
そうですね。香港は食事が美味しいのが何といっても魅力ですし、特別な地区だったとはいえ、中国と陸続きですから至るところに中国らしさを感じますし、広東人としての誇りみたいなものを感じます。
個人的には新しいシンガポールも好きですが、中華らしさを去勢したような場所ですから、人工的な感じが強いですね。