空港バス
オークランド国際空港から市内へのアクセスだが、最初は簡単に考えていた。ニュージーランドは治安がいいし、写真のエアバスに乗ればいいと思っていたからだ。しかし思わぬ勘違いがあった。
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自分の泊まるホテルはてっきり中心街とばかり思っていたが、よくよく確認すると中心部からは離れていた。

中心部は点線のクイーンズストリート周辺。自分の泊まるニューマーケット地区は、この地図だと右下の方にニューマーケットという鉄道駅ある辺り。エアバスは中心部しか行かない。

このことに気づいたのは何と出発日当日。あわててホテルにメールしたが、運良くすぐに返事が貰えた。エアポートシャトルに乗ればいいらしい。

エアポートシャトルとは要は乗り合いのタクシー。乗る人数が多ければ、いちいちそれぞれのホテルに立ち寄るため時間がかかるが、ちゃんと自分のホテルまで届けてくれる。予約は不要なようだ。


飛行機を降りて歩き始めると、そこにはなぜか免税店があった。入国前に免税店があったのはあまり記憶がない。商魂たくましいが、皆が疲れきっているタイミングでどれだけ効果があるんだろう。

そして入国審査に移る。朝早い便のため到着したのは自分が乗った便だけだった。空港はあまり大きくない。
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列も長くない。

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待っている間は暇なのでWi-Fiを使いたくなるが、運良く空港内のフリーのWi-Fiが使えた。メールアドレスを入れるだけで使えるのでまあまあ便利だ。

台湾の桃園国際空港のようにパスワード不要でWi-Fiが使えると最高だが、実際は不便な空港ばかりだ。特定の場所に行ってパスワードを貰わないと使えない場合が多いような気がする。それもやたら複雑なパスワードだったりする。


ほどなくして自分の順番になり入国審査の女性が話しかけてきた。

"How are you?"  「元気ですか」
"I'm fine. A bit sleepy, though."  「うん、少し眠いけどね」
"Long flight."  「長い飛行よね」
"Yeah, 11hours." 「うん、11時間」
"Will you go anywhere except Auckland in Newzealand?"
「ニュージーランドではオークランド以外にどこか行きますか」
"No Auckland only." 「いや、オークランドだけ」
"Have a nice trip." 「よい旅を」
"Thank you." 「ありがとう」

こんな会話をしたのは初めてだった。たいていムスッとパスポートだけ渡されることが多い。

ニュージーランド、フレンドリーでいいかも。

歩いていると犬が寄ってきた。麻薬犬かな?ほぼ全員のかばんのにおいを嗅いでいる。
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そしてスーツケースを受け取ってからも、検査があった。これも初めてかも。果物を持っていないか尋ねられたけど、ないと答える。少し不思議な感じ。

ようやく入国できた。早速ニュージランドドルを手に入れなければいけない。両替所のレートを見るが、96ドルとか論外ないのが多い。ちなみにこの日のレートは90ドルくらいだった。こんなに手数料を払うわけにはいかない。

裏ワザを使うことにした。VISAでキャッシングをして、すぐに返済するというものだ。
キャッシングは利息がつくが、すぐに返せば利息はあまりかからない。

ただ気をつけなければいけないのは、例えば楽天VISAカードの場合、キャッシングは自動的にリボ払いになる。放置すると利息を払わなければならず、これでは大損だ。

帰国した次の日に電話して即日返済した。どの程度得になったかは、また後日にまとめて報告したい。
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空港を出てすぐ近くにVISA対応可能なATMがあった。珍しく日本語も対応している。
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このチャージが謎だ。国によってこれが払わなくいいこともあるし、払う場合も額が違う。これを払うと得になるのか微妙な場合もある。

一回あたりの手数料なのでこの場合はたくさん下ろすのが手筋だ。とりあえず500ドルほどゲットした。

ただこのチャージは何も言わずに徴収する銀行が多い。良心的なATMだと思った。


そしてエアポートシャトルを探すとこれもすぐに見つかった。ATMもエアポートシャトル乗り場も、出口からすぐだ。それ以外にも小さい空港なので迷う可能性は少ないだろう。

バンはかなり大き目。後で数えたら14人も乗れる。その前に運転手らしき大柄の男性が立っていたので、乗りたい旨を伝えると、一人35ドルとのこと。人数が増えると一人あたりが安くなるようだ。

行き先のホテルを告げると、"Leaving in ten minitues."「10分後に出発する」 と言われたので中に入って待つ。

結局誰も乗らず、タクシー状態でホテルに向かうことになった。ラッキー。

飛行機に乗っていた大量の日本人はほとんどツアー客だったためだろうか。



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