
対岸の町デボンポートへはフェリーターミナルから10分くらいで着くようだ。そこにはマウント・ビクトリアという標高80メートルほどの低い山があり、その頂上から見えるオークランド・シティの眺めが最高らしい。

車でも行けるがその場合ハーバーブリッジを通りぐるっと一周する必要がある。
フェリーはかなり混んでいた。地元の人も普通に利用している。
さて到着するとマウント・ビクトリアらしきものを発見。確かにあまり高くない。これならすぐに登れそうだ。
フェリーを出ると正面に大きな駐車場があった。そこを通り抜けてその方向へ歩く。しかし、右と左どちらへ行けばいいのか分からない。
勘で左に行くことにする。しかし歩いても歩いても山には近づかない。山のふもとの周りを周っているような感じがする。

10分近く歩いただろうか?小奇麗な教会を発見。その周囲は墓のようだった。

そろそろ引き返すしかないと思っていたら、教会の左端に道のようなものを発見。近づくと、

道がある!

道が簡単な造りになり不安になるが、

少し景色が良くなってきた。しかしこのころから雨が降り始める。

更に道が簡単な造りになるわ、恐ろしく急だわ、雨で滑るわで悪戦苦闘しながらも、なんとか頂上に到着。

オークランド・シティだけでなく、オークランドが360度が見渡せる絶景ポイントだが、雨のためあまり景色が良くなくて残念。
帰りは車の道路を通って帰る。当たり前だが車でも来れるような場所だった。
ほどなく下山して運命の?駐車場を探す。
ここで、今後マウント・ビクトリアに行くための方に、正しい行き方を簡単にレクチャーしたい。

ここが運命の分かれ道になった駐車場。
写真では一部だが、かなり大きい駐車場なのでフェリーから降りたら見逃すことはないと思う。ここを左方面行くと、自分のようなワイルドな山道で山頂に行くことになる。
正解は駐車場の手前を右に向かう。すぐに車通りの多い道路にぶつかる。そこを左に少し登ると、

山へ行く道が見えてくる。ここを右へ曲がって下さい。真っ直ぐ左に行くと自分の迷った巡回?ルートに合流する。
写真の真ん中の上部に小さく見える看板が、

これだ。ここまで来たら単純な道なので間違う可能性はない。

少し落ち着いて町を散策。両替屋をちらりと見る。やはり96円とかありえないレート。勿論素通り。
オシャレなカフェがたさんある。紅茶でも飲もうかなと思ったけどまだ陽も暮れていないし、海岸線沿いを歩くことにする。
半島の先っぽはノースヘッドという所だ。地球の歩き方には散歩するのに気持ちいいとある。

途中でトイレを発見。なんと日本のように無料で清潔だった。今までヨーロッパやアジアでこのような公共の無料トイレを見たことは一度もない。日本の真似をしてくれたのかな。

時計台をすぎて、

この辺がノースヘッドらしい。夏には海水浴で賑わうらしいが、流石にもう人っ子一人いない。

建物の中に入ってみたがカフェはもう終わっていた。

意外とドロドロしているんだな。
フェリー乗り場に引き返すとちょうど陽も沈んできた。5時くらいか。ヨーロッパの夏などは夜の8時でも明るかったりするが、ニュージーランドは日本とあまり変わらないようだ。
さて、オークランド・シティに戻って名物のムール貝を食べよう。
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