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当たり前だけど海外旅行はお金がかかる。自分の行きたい時に行きたい場所に行っていたら正直いくらかかるかわからない。

コストも場所を選択する際の大きな要素である自分にとって、今回の旅行の飛行機のチケットを取るのは困難を極めた。

その原因は主に2つある。その1つは今回は一人旅ではなく旅仲間の殿さんとバンコクに行くことになっていた。

もう1つは日程がゴールデンウィーク真っ只中であったこと。しかも5月3日から5月6日。なんと全て日本の祝日・休日。仕事の関係でこれが休める唯一の選択肢だった。

貴族階級の殿さんは早々とためたJALのマイルでチケットを無料で獲得していたが、こちらはこの日程の飛行機チケットが13万円とかでとても手に出せないレベル。毎日スカイスキャナーで料金を見るのが日課だった。

この辺りの顛末はこの旅行記が終わってから書きたいと思うけど、何とか旅行の2週間ほど前に奇跡的に83,000円くらいでタイ航空のチケットを手に入れることが出来、無事に今回の旅行に行けることになった。



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旅の始まりはいつもスカイライナーだったが、今回は羽田空港である。国際線利用で羽田着は4回くらいあるが、羽田発は初めてだった。

今回の飛行機は全日空NH847便である。自分のチケット自体はタイ航空TG6108便だが、そのコードシェア便。オペレーションはANAである。JALはかなり乗っているがANAは久しぶりだ。
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羽田空港はモダンになっていた。実は国際線で羽田を利用するのは初めてと書いたが、厳密には20年ほど前ハワイに行った時、初めて海外旅行に行った時に利用した中華航空は羽田発だった。

当時は国交のない国は成田を使わせないからとかいう理由だったと思うが、お陰でアクセスは楽だった。
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この行列。やはりゴールデンウィークだから混んでると思いきや、流石のジャパン・クオリティ。テキパキと業務をこなし、あっという間に自分の順番が来た。
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無事に入国審査を終えラウンジの目印であるエスカレターを探す。これはすぐに見つかった。上の方にTIAT LOUNGEの文字が見える。
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今回のTIAT LOUNGEはダイナースなどのカード保有者が使えるラウンジ。外装はおしゃれな作りだが、ネット上ではかなりショボいとの評判だった。
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お酒も食べ物も有料。
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ぱっと見てこんな感じ。評判通りのしょぼさだ。
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紅茶にしようかと思ったが、暑かったので、
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グレープフルーツ・ジュースを頂く。席はほぼ満席。ラウンジ特有のゆったり感はなかった。
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ただ飛行機が見える窓際の席の景色は悪くない。

殿さんは11時20分JL31便に乗る。自分より30分の遅く出発するのに、自分より30分以上早く空港に着ていた。 貴族はJALのサクラ・ラウンジが使える。おいしい食事を無料で食べるためにわざわざ早く来たようだ。

Lineで連絡を取る。バンコクに着いた後の打ち合わせもしたいので、こちらのラウンジに呼ぶ。こちらはサクラ・ラウンジには入れないので仕方がない。

来るなり、プレミアム・エコノミーにアップグレードして貰ったと嬉しそう。今回はマイルの特典旅行でビジネス・クラスが空いてなかったからしきりに残念がっていたが、何かホッとしている。

あのー、こちらは一度もビジネス・クラスに乗ったこと無いんですけどとは言わなかった。

そして貴族は足早にTIAT LOUNGEを去る。これからCOACHでかばんを買うらしい。どこまで貴族なんだよ?


自分は飛行機で読む予定の本を買い忘れたことに気づく。早めにラウンジを出ると本屋は1番左の方にある。ちなみに搭乗口は右側だ。何とかを手にして戻ってきた頃はもう搭乗が始まっていた。

定刻通り10時50分にNH847便は羽田を出発した。



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