あんかけ焼きそば@ターミナル21の中華
さて、JL31便の手荷物もベルトコンベアーに見えるようになり、殿さんは割りと早くスーツケースを受け取る。それが実は他人のものであったというハプニングはあったが、殿さんと本来の所有者がすぐに異変に気づいたため事なきを得る。
ちなみに殿さんのスーツケースはTumiという貴族御用達のアメリカブランドのものだが、同様の輩は多数いるにも関わらず、自分のものであることを識別するために、ベルトを巻いたりシールを貼ったりということをしていなかった。今度シールでも差し上げるか。
税関を出てようやく自由の身になる。これからホテルに行くのだが、殿さんにエアポート・リンク(電車)とMRT(地下鉄)を乗り継いで行くことを提案。あっさり了解される。
貴族なのに、殿さんは安いものも大好きなのである。
ただ電車を選んだのは節約のためだけではない。バンコクではタクシーに乗るもの難儀な所が2つある。
1つは世界的に悪名高い超渋滞。今は夕方の4時半頃なので渋滞に巻き込まれることは必須だろう。
そして値段交渉。バンコクのタクシーの運転手はメーターを使いたがらない悪徳?野郎が多い。まあ元々安すぎる感もあるから彼らの論理からしたら正当なのかもしれないが。
空港から市内へのタクシー料金、バンコクが世界最安=成田は世界一高い
ただ倍くらいふっかけてくる輩もいる。その上、恐ろしいほど英語が通じない。年間1,000万人以上観光客が訪れる国とは思えないほどである。
ちなみに空港からマッカサン駅まではエアポート・リンクで35バーツ。そこから今回宿泊するホテルのあるAsoke(アソーク駅)までは15バーツで、合計50バーツ(180円)で済む。タクシーの場合メーターだと200バーツ(700円)から300バーツ(1100円)くらいだろうか。渋滞によって大きく変わってくる。
エアポート・リンクのCity Line(鈍行)に乗って20分ほどでマッカサン駅に到着。以前はここが難所だった。
エアポート・リンクのマッカサン駅とMRTのペチャブリー駅は5分もないにも関わらず、分かりにくい上に、車通りの多いのに信号がない所を渡らなければならないのでスーツケースを持った旅行者には少しハードルが高かった。しかしいつの間にか駅まで立派連絡通路ができていた。これなら迷いようがない。
ところでマッカサン駅付近には、いかにも廃線のような線路があるが、これまで本当に廃線だと思っていた。人が自由に立ち入りしているからであるが、これは日本人の感覚だったようだ。
殿さんが踏切の警報機が鳴っているのに気づく。そしてしばらく待っていると電車が顔を表した。
ものすごく交通量の多い通りを横切るのに何かのどかだ。人が監視しとるやん。
冷房がなく窓が全開の列車が通りすぎた。この列車、2日後にメークロンの鉄道マーケットで見た列車とそっくりだった。これがタイの国鉄なのか。
そしてMRTで1駅Sukhumvit(スクンビット駅)で降りて今回宿泊するサチャズ・ホテル・ウノまで歩く。
ちなみにMRT(地下鉄)のスクンビット駅とBTS(高架鉄道)のアソーク駅はほぼ同じ所にある。近くにあるのに営団地下鉄と都営地下鉄で名前を変えているような感じ。
ターミナル21を越えてすぐに左に曲がり1分くらい歩くとホテルが見えてくる。アクセスは抜群だ。
しかし内装がしょぼかった。とにかく古い。当然バスタブもなし。このホテルagodaの評価では8.1。評価が8を越えてこのレベルのホテルは初めてだ。agodaにコメントを載せたことはないが、今度載せとかないとな。
Wi-Fiは辛うじてつながった。この時は。
シャワーを浴びて殿さんと合流。殿さんも同様にショックを受けていた。貴族が泊まる場所ではない。このホテルを選んだのは自分。少し小さくなる。
そして軽食のためにターミナル21へ。最近は屋台でも食べられるようになったが、最初にバンコクに来た頃はとても無理で安く食べるのに苦労した。しかしフードコートならタイ初心者でも安く美味しいタイ料理が食べられる。大きなショッピングセンターならほぼどこでもフードコートがある。バンコク初心者の方は参考にして。
いつもここで食べるのだが、また名前をチェックするを忘れてしまった。名前が分かる人がいたら教えて下さい。中華街から出店しているという店である。
中華あんかけそば。豚肉に空芯菜。美味。これが30バーツ(100円)って素晴らしくありません?
殿さんが食べていた香港風細焼きそば。こちらもまあまあだったようだ。
さて、小銭はあるが両替しないと。それにタイに来たらマッサージしないと。サラデーンに行くか。
応援クリックよろしくお願い致します(^^)
コメント