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寝釈迦仏@ワット・ポー

今回の旅のテーマは「ミーハー」。中年のおっさん2人の旅であるが、ベタな観光や食事を楽しもうということになった。

自分は15年くらい前に、東京で英語と日本語の交換教授をしていたタイ人の友人が帰郷していた際に一通りバンコクの名所を案内してもらったことがあるし、殿さんも以前にパッケージ・ツアーでバンコク観光は経験済み。しかし行きたい所は再訪でも行こうということになった。しばらく間が空いているし。

ところで当時自分を案内してくれたタイ人女性は、タイで1番の名門大学を卒業後米国でMBAを取得。そのまま現地で就職し、日本には2年くらい駐在員として来ていた超エリート。勿論英語はペラペラ。

タイについてもタイ料理についても彼女がいなかったら現在のように興味を持つことはなかっただろう。現在はパリ駐在でもう10年くらいになる。現在は結婚もして相変わらず仕事に多忙な毎日を送っているようだ。
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チャオプラヤ・ツーリストボートの8番Tha Tien(ター・ティアン)で降りる。ワット・アルンとワット・ポーに行くにはここが最寄り駅。ただしワット・アルンは対岸にあるので、
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ここで船に乗り換え。超短距離だが、3バーツ(10円)ほど必要。しかしここに来る途中で景色を見て分かっていたのだが、
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ワット・アルンは工事中だった。。。
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一部ではなく大掛かりなメンテナンス中だった。歴史的建造物では良くあることとはいえ残念。
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これはかなり前に行った時の写真。今、何とか掘り起こしてきた。

何とも言えない不思議な美しさである。
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結局ワット・アルンには10分ほど滞在してから、船で停泊所に戻り、
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その出口を出た所でフルーツを発見。
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マンゴーを購入。激ウマ。これはこの旅行で食べた中で1番美味かった。5月はマンゴーが美味い季節のようだ。
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ワット・ポーは停泊所から歩いてすぐ。入場料は100バーツ(370円)。
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無料のミネラルウォーター付き。貰える所は人が群がっているので分かりやすい。

靴を脱いで入場。昔は靴入れに入れていたと思うけど、靴を袋に入れて自分で持ち運ぶようになっていた。
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久しぶりのご対面。経験済であるが、
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この迫力と
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この大きさには再度圧倒される。いや、ここにいる間も何度も何度も圧倒される。

そう言えばその彼女に案内してもらって初めて寝釈迦仏を見た時には、何の予備知識もなかったのでこの日の10倍くらい驚いたかも。英語ではReclining Buddhaと呼んでいるようだ。IMG_7722
足の爪もでかいし、
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足の裏も宝飾品や鳥や植物が描かれている。
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寝釈迦像の反対側にくると、うん?何だこの小銭の山は?
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タイ文字は全く読めないが、日本人なら108という数字は分かる。

すると殿さんがこれはテレビで見たことがあると言う。1枚1枚鉢の中に喜捨して、108の煩悩を捨てるらしい。

煩悩かぁ。これはやっておかないと。20バーツ(70円)払い小銭の山をもらう。さて殿さんは?と尋ねると「俺は煩悩がないからいい」との答え。煩悩がない?まさか貴族が20バーツをケチったのではないすよね?
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この鉢に一枚一枚入れていく。
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煩悩を捨てきりスッキリした気分で寝釈迦様にさようなら。さて次は王宮だ。



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