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ケープタウン@南アフリカ

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前回の2015年「エコノミスト」の世界安全な都市ランキングを見た感想で述べたように、いくら英国の権威がある雑誌だからといって必ずしも真っ当なことを述べているとは限りません。

こういう雑誌は客観性を重要視します。数字を重要視します。しかし治安とは数値だけで測れるものでしょうか?確かに殺人事件や犯罪の数は有益な判断材料になるでしょう。しかしそれだけでは万能ではありません。

国全体としては治安は悪くないのに、一部の紛争地帯だけでその数字を背負っているかもしれません。

治安に関してはたとえ客観性が欠けるにせよ主観的なものがとても頼りになります。つまり個人の情報です。

今回は南アフリカを中心としたツアーを選ばなかった理由になったのが、以下のサイトです。

NEVGIV
世界一周でもっとも治安が悪かった国10選

ここは口コミをまとめて10都市を選んだようです。

シウダー・ファレス/メキシコ
ヨハネスブルグ/サウスアフリカ
ケープタウン/サウスアフリカ
サン・ペドロ・スーラ/ホンジュラス
サナア/イエメン
マセイオ/ブラジル
アカプルコ/メキシコ
カラカス/ベネズエラ
カラチ/パキスタン
ディストリト・セントラル/ホンジュラス

ランキング形式にはなっていませんが、2つ目にヨハネスブルグ、3つ目にケープタウンが入っています。引用させて頂きます。

ヨハネスブルグ/サウスアフリカ
徐々に治安が悪化し、企業が郊外へと移転、それを追って多くの住民が移転しためにゴーストタウンとなり、街は無法地帯として恐れられていました。高層ビルも有名ホテルも全てが空き家となり、そこへ職や家を求める貧しい人々が住み着くという図式。
現在は徐々にではありますが、都市機能が回復傾向にあり、観光バスが街を走れる状態にまで治安が回復してきています。ただし、街歩きはまだまだお勧めできない都市です。

ケープタウン/サウスアフリカ
ケープタウンは風光明媚な観光地でしたが、国内外から住民が流入して失業率が急激に上がり、治安も同時に悪化しています。
観光地の多くは、昼間であれば歩いて楽しむことができますが、夜間の外出は犯罪に巻き込まれる可能性が非常に高く危険であるとして、ホテルからも現地ガイドからも強く注意を促されます。

以前友人だった世界中を放浪していたイギリス人のおっちゃんが世界で一番好きだと言っていたケープタウン。行きたかったですが、夜間の外出もできないのではね。今回はキャンセルです。

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ナポリ湾@イタリア

次のサイトは南アフリカは入っていないものの、自分でリアルに体感したことを書いているので記事に迫力があります。個人の主観ゆえの力強さとでも言えるでしょうか。

El Mundo
世界中を旅して、溜まった情報を公開するページ
【旅】 個人的に感じる「世界で治安が悪い都市」ワースト10

10位 メキシコシティ(メキシコ)
9位 サンパウロ(ブラジル)
8位 ブカレスト(ルーマニア)
7位 ナポリ(イタリア)
6位 アディスアベバ(エチオピア)
5位 ラ・パス(ボリビア)
4位 ナイロビ(ケニア)
3位 ダル・エスサラーム(タンザニア)
2位 ブエノス・アイレス(アルゼンチン)
1位 テグシガルパ(ホンジュラス)

一つだけイタリアの都市がランキングされているのが目を引きます。

ナポリは自分も訪れたことがあるのですが、ツアーだったのでそこまで危険は感じませんでした。しかし、さすがツアー、ナポリでは自由時間もなく海を見ただけでした。それじゃ分かりっこないですね。旅行者があらかじめ危険を回避したのでしょう。


個人的には行ったことのある場所はその場で感じた「主観」で、
行ったことのない場所はこういう「主観」でまとめたサイト、本などを複数見たイメージをまとめて、自分なり「主観」を作っています。これが自分なりの治安の判断基準になります。