世界遺産 クロンボー城@コペンハーゲン
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アマリエンボー宮殿を後にしてバスに乗り、そこから見える光景は、
のどかな田園風景。
アジアでは日本でも中国でもタイでも人口が多く、大都市近郊では人の住んでない地域は少ないが、人口の少ないヨーロッパはすぐにこういう光景になる。
首都とはいえデンマークの首都コペンハーゲンの人口は50万人あまりらしい。デンマーク全体でも500万人ほど。
バスを停めた所にあった倉庫。確かここはかつては造船所と言っていたかな?
そしてこのモダンな建築は、
海運資料博物館(Sofartsmuseu)。入ってみたかったけどここは素通りみたいだ。
造船場後や海運資料博物館があることから分かるようにここは海のすぐ近くだ。
そして門を通って、
クロンボー城見えてきた。なんとも上品なお城である。
ガイドさんによるとKronborg「クロンボー」 とはKron「王冠」+ borg は「城」「城塞」を指す言葉らしい。
クロンは通貨であるデンマーク・クローネの変化形で同じく「王冠」なのか。
そしてドイツ、オーストリアなどには「~ブルグ」で終わる都市があるが、これも「城」「城塞」を指すとか。
Hamburg「ハンブルク」のブルグも城塞だったのですか。ちなみにこれを英語で読むとハンバーグ。
クロンボー城の地図。
クロンボー城は、シェークスピアの戯曲「ハムレット」の舞台となった城で、できた当初から有名な城で、北欧ルネサンスを代表する傑作と言われている。世界遺産になるにあたってはハムレットの舞台になったという要素も評価されたのだろう。
お堀沿いを歩きながら、海の方へ行くと、
対岸に土地が見えてきた。どこか分かりますか?
何とスウェーデン。近い!この海はカテガット海峡というらしい。これだけ隣国が近ければ、この城は防衛上の重要な拠点になりますね。
そして城の周りに立っている小屋がなんとも可愛い。
建物の色が何か目に優しい、そして心にも優しい。なんかホッとする。しかもおしゃれだ。
砲台。もちろんかつては戦闘にも使われたのだろうが、そんな過去はなかったと言わないばかりの色の使いかた。こんなおしゃれな砲台はじめてみた。
残念ながら城の中には入れず、外から見ただけだったが、防衛上の要所に建てられた城なのに、何となくのどかで洒落たクロンボー城は見ていてほんわか楽しい気分になった。
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