The_Scream
エドヴァルド・ムンク「叫び」@オスロ国立美術館

   にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
応援クリックよろしくお願い致します(^^)

東京レストラン情報 「しげP」の美食健康ライフ

IMG_1790
建物の中に入ると、階段の天井はアーチ型。実にいい雰囲気だ。階段を登ると、
IMG_1791
「ヴァイキングによるアメリカ大陸発見」 クリスチャン・クローグ作。

ヴァイキングはやはり海賊だったのか。とこの時は思っていたのだが。

「ヴァイキングはコロンブスより先にアメリカを発見していたのよ」とガイドの方。

ここから「皆さんが今日見るフィヨルドの絵よ」と
IMG_1796

IMG_1800

IMG_1798
穏やかから急流へと印象が変わってくる。
IMG_1806
冬はこんな感じか。そう言えば同僚の地理の先生に北欧に行くといったら、「北欧の真髄は冬だよ」と言われたのを思い出す。いつか冬にも行ってみたいものだ。
IMG_1808
ピカソもあったが、ここではおまけ的な扱い。そしてここからがムンクの部屋だが。

残念なことに写真撮影は不可。残念。

「叫び」の他に「病室の死」「生命のダンス」などの代表作を見た。実際に作品は以下のページなどを御覧ください。

NAVERまとめ 【叫び】画家『エドヴァルド・ムンク』の作品集

作品もさる事ながら、ガイドさんに話して頂いたムンクの生涯に興味を持ったので、ここで簡単にまとめてみたい。
Edvard_Munch_1933
出典
ja.wikipedia.org

・生まれたときから病弱。幼少時に気管支炎、関節炎にかかり、十三歳の時に結核のため、吐血。
・父親は医者。母親はムンクが5歳のときに亡くなる。14歳のとき、姉も亡くなる。二人とも結核。

裕福な家庭に生まれながらも、子供の頃から不幸の連続だったようだ。

・「物心がついてから、生の不安が僕から離れたことはない。僕の芸術は自己告白だった。
 生の不安も病もなければ、僕はまるで舵のない船だったろう」

不幸が創作のモチベーションのなっていたとは。。しかし一方で、

・ムンクは若いころ端正な顔立ちで、長身な外見で、町を行けば女性が振り返るほどの美青年だったという。

ガイドさんも「ムンクは本当に美男子だったのよ」と言われていました。しかし

・そんなムンクなのに、なぜか不倫の恋ばかりして、嫉妬と不安に苦しむ道を選ぶ。

そういえば、国立美術館には売春婦を題材にした作品もあった。芸術作品で売春婦を描くなど当時は絶対的なタブーだったそうだ。

・そして、未婚女性と交際することもあったが、結婚を迫れると逃亡。生涯独身を貫いた。結婚を望む恋人にピストルで撃たれたこともある。

波乱万丈の人生で病気がちでもありながら、ムンク自身は80歳まで生きたとのことです。