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今朝の日経新聞より旅行者に嬉しいニュースが舞い込んできました。

日航と全日空、海外発の燃油サーチャージをゼロに 日経新聞 2015.11.10

日本航空は12月発券分から、海外発の旅客を対象とした燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）を約６年ぶりにゼロにする。算定根拠となる燃油価格が基準値を下回ったことを反映する。同社が運航する国際線の全路線が対象で、全日本空輸も同様の措置を表明している。海外発の欧米路線は往復で約２万円安くなり、円安とともに訪日客拡大の追い風になりそうだ。

素晴らしいですね。ひどい時はサーチャージと飛行機の料金があまり変わらないことさえありましたから。片道だけでもなくなるのはありがたい。

原油先物(WTI)の価格はリーマン・ショック後の2008年に１バレル当たり133.88ドルの最高価格を記録。その後も100ドル前後の価格が続きましたが、今年に入って40ドル台を中心に推移。8月24日には38.22ドルの最低可価格を記録しています。

石油は「いつかなくなる」と世界中をだまして続けていたのですが、この所、アメリカでシェールガス革命は起こるは、世界中で新たな油田は見つかるわ、元々ある油田でも埋蔵量の上方修正は続くはで、石油じゃぶじゃぶ状態であることは明らか。このまま行くとめでたく燃油サーチャージもなくなりますね。

しかし１つの戦争がきっかけに石油が高騰、などということをありえるので、安心はできませんが。