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銀杏のお粥@細蓉記

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 しげPの東京レストランガイド



さて、「るるぶ香港」で絶賛されていた、「永合成」。目的は以下の写真のような
牛肉土鍋ご飯だが、店が見つからない。Google Mapまで使って、その場を指しているのに店がないのだ。周囲をしらみつぶしにしていき、ようやく見つかった。人混みがないので気づかなかったのだ。
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こんなに目立たない小さい店だったのか。どう見てもシャッターが閉まっている。
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どうやら香港大学近くに移転した模様だ。See you there.!! 「そこで会いましょう」と言われてもねぇ。

駄目だ。今回の旅行はとことんついていない。もう時間は10時半。昨日の夜に引き続き、空腹Maxである。仕方ないので、適当な店に入ろう。
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えびワンタン麺の写真につられて「細蓉記」という店に入店。作りは簡単でファストフードぽいが、
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メニューは本格的だった。

メニューを見ていると、自分が座っていた二人がけの席の空いている方に、中年の男性が座る。香港ではこういう相席も普通のことだ。

しかし、女性が注文を取りに来た時にこの男性が「注文手伝いますか?」と自分に日本語で話しかけてきたのにはビックリ。そして店員と流暢な広東語で話をしている。

しかし、えびワンタン麺を含めたメニューはまだらしい。この時刻は朝食メニューだけだった。彼はえびワンタン麺を食べに来たようでかなりがっかりしていた。
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ただ、自分はお粥を食べたかったし、
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海老の蒸し餃子もあるようなので、文句ない。

ただ、お粥の種類はよくわからなかった。この男性もお粥を食べるようなので同じメニューを頼むことにした。

お粥が来るまでの間、しばしば雑談。こちらが英語が話せると分かると、そこからはほとんど英語になった。日本語は話せるには話せるが、あまり流暢ではない。

ただ、なぜ日本語が話せるのか気になったので尋ねると、彼はアメリカのシリコンバレーでエンジニアをしているらしい。同僚に日本人がいて彼から日本語を習ったとか。

しかも、よく聞くと彼は台湾人らしい。

あれっ?台湾は標準中国語だったはず。標準中国語と広東語は英語とフランス語くらい違うと聞いたことがある。要はまるで違う言語ということだ。それなのに彼は流暢な広東語を操っていた。

その理由は、台湾の親戚に広東出身の人がいて、台湾にいた子供の頃から広東語の勉強をしていたらしい。なるほどね。元々語学をやるのは好きだとも言っていた。
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しばらくして、お粥がきた。具はほんのり薄黄色いものが入っているだけ。
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なんだろ?これ?
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すると彼はペンを取り出し、銀杏と記した。ああっ、いちょうか。こういう時に筆談は便利だ。

銀杏も悪くないけど、もっと具の入ったものにすれば良かったかな?しかし、このご飯トロトロのお粥は思いの外美味しかった。
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蒸し海老の餃子。これも美味しかったが、なぜか半分に切ったものの写真しか残っていない。
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そして、彼が頼んだ大根もち。1つ分けてくれた。これは以前より好物である。

親切にも彼はこの料理を、説明しようとしてくれたが、こちらが "Kind of radish rice cack?" 「大根のもちみたいなもの?」と聞くと、Yesと答え、こちらが食べたことがあるのを理解したようだ。
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値段は37香港ドル[560円]。「永合成」で牛肉土鍋ご飯は食べられなかったが、適当に入った割には良い店だった。というか、台湾人の彼もわざわざえびワンタンを食べにきたくらいだから、再訪しても良い店だった。

もう「るるぶ香港」に頼りすぎるのはよそう。無駄歩きが増えてしまう。

彼に大根もちをご馳走してくれたお礼を言い別れる。そして、
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適当な薬局に入り、
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冷湿布を購入。怪しいカタカタと日本青松堂という文字が見える。他に商品があれば、他のものを選びたかったが、一択ではどうしようもない。

今グーグルで調べたところ、そのような名前の薬屋は日本にはなさそうだった。

さて、上環にはレトロなスタバがある。今回どうしても行きたかったところだ。

香港で行きたい場所 その1

レトロスタバでコーヒーでも飲みながら湿布を貼ろう。足の痛みはあるものの、そこまでひどくない。最悪の自体は避けられたような予感がしていた。