魚と肉のお粥@阿昌粥 シンガポール Ah Chiang's Porridge@ Singapore
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ShigeP's Tokyo Restaurant Guide
さて、シンガポールも4日目で今日が最終日である。飛行機は夜発なので時間があると言えばあるのだが。
最終日の朝はどうしても絶品の中華粥が食べたかった。「まっぷる」で絶賛されていた「阿昌粥」に行きたかったのである。
しかし電車を乗り継ぎ、しかも駅から道に迷いながらもなんとかたどり着いた「阿昌粥」はイマイチでガッカリだった。
朝起きる。今日も天気が良い。
プールには人がいない。行きたい気もするけど、これから帰る支度をしないといけない。水着は持ってきたけど結局使わずじまいだった。
この景色ともお別れか。綺麗で静かで「オアシアホテル」はとても良いホテルだった。今度来るときはまたここでも良いな。
さて、最後の朝食は「阿昌粥」でお粥と決めていた。
旅行最終日の朝。何としてもお粥がたべたかった。香港で食べた絶品粥が強く印象に残っていたからである。
「正斗麺粥専家」 中環 香港 サンパン粥
この「正斗麺粥専家」で食べたような絶品粥が食べたかった。
香港もシンガポールも広州や福建あたり出身の華人がメインの国。食事もさほど変わらないはずと思っていたのだが。要は香港でお粥が美味いならシンガポールもそのはずと信じていた。
そして「阿昌粥」はティオンバルという所にあるのだが、最近お洒落な街として注目されているらしい。ここに行ってみたいというもあった。ただ店は駅から10分くらいあるらしいのが心配だった。
もう1人の自分が中華街に行って適当にお粥を食べた方が無難とささやくのだが、初志貫徹の気持ちが勝ってしまった。
フロントでチェックアウトを済ませ、スーツケースを預けた。夕方にはもう一度ホテルに戻る必要がある。
さて、またノベナから赤い電車に乗り、ドービーゴートで紫色の電車に乗り換えて、アウトラムパークで緑色の電車に乗り換えてようやくティオンバルに到着。
ティオンバルはシンガポールの郊外? にある駅である。郊外といっても、狭いシンガポール。中心部のラッフルズ・プレイスから電車でわずか3駅であるが。
ティオンバルに到着。またも「まっぷる」の洗礼に合う。またも超絶に適当な地図だったのだ。駅で改札を出てどう行けば良いのかさっぱり分からない。
この「まっぷる」滞在中ももかなり使いにくい印象があったが、あろうことがティオンバルの小さい地図には通りの名が全てカタカナ!で書かれている。
滅多に行かない外国の通りをカタカナ表記など現地の人に見せても理解不能なばかりか、日本人にさえメリットがない。現地にカタカナの表記の看板などないのだから。苦情はこないのだろうか?
それでもシンガポール人は親切な人が多いので、道を聞くと助けてくれようとする。最初に正反対の方向を歩いていたのだが、2人ばかりに道を尋ねなんとか中心部へたどり着く。
ティンバルマーケット。かなり大きなフードコートがあったので入りたい誘惑にかられるが我慢。
結果論だが、このフードコートで混んでいる店に行けば100%美味いものにありつけたと思う。
更にその他にもあちこちに美味しそうな飲食店はたくさんあるので、妥協しそうになるがなんとか初志貫徹で誘惑をふりきる。お粥にかける情熱のみ?でなんとか店に辿り着いた。
あれだよな。
間違いない。駅から10分のはずがおよそ30分もかかった。ホテルを出たのは9時くらいなのに、ここのたどり着いたのは10時。かなりの空腹を感じる。それでも絶品のお粥であれば腹を空かしたかいがあったというものだが。
よく分からないので、Fish with Pork Porridge にする。
ちなみにPorridgeはお粥を英語にするとこうなるが、イギリスでは米でなくオーツ麦が使われる。
魚に関しては色々な注文ができそうだが、ようわからん。
自分の順番になり"Fish with Pork Porrige, please. "と言うというと”Minced?”と聞かれたので、"Yes."と答える。
minceは「細かく刻む」という意味なのでお粥だと普通はこれだと思うが、この店では魚の身がのっかったようなオーダーも可能なのだろう。
店内はほとんど空席なし。
端の席で待つ。
それにしても遅い。お粥という食べ物は注文してすぐ出てくるというイメージがあったが。まさか注文してから煮込み出しているのか?そうえば土鍋が並べてあるのが見える。
しかも店内は暑い。扇風機はあるが昨日の中華街のもののように強力ではない。気温もぐんぐん上がっていく。
あー。腹減った。そしてようやく
来た!待ち時間は20分を超えていた。
たくさん歩いたし、たくさん待った。当然美味いはずだが。あれっ?味がない。てか普通のお粥だよね。
これつけて食べるのか。単なる醤油のような気もする。
うん。日本で食べる醤油とさほど変わらない。お粥に秘伝の味を感じようにも感じられない。
これならそこらで適当に食べれば良かったかな。
それともお粥は香港で食べたのが美味すぎただけで本来こんなものなのか?謎は残った。
これまでシンガポールは前日の夜ナイトサファリで食べたハンバーガーを除き当たりっぱなしだったが、美食の国シンガポールで、かつ超有名店でここまでの外れは珍しいと思った。
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