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聖ポール天主堂跡@マカオ Ruins of St. Paul's@Macau

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しげPの美食健康ライフ

 先日のマカオ旅行。午前中に香港からフェリーで移動して翌朝に帰国するので実質的に時間は半日しかありませんでした。

 マカオは2度目なのでセナド広場聖ポール天主堂跡などその近辺には行ったことがありましたが、それらを含めてマカオを半日で効率的に観光するために白羽の矢をたてたのがるるぶ 香港 マカオでした。

 この本は香港に比べてマカオにはあまりページが割かれていないのですが、手軽にマカオの世界遺産巡りができそうなページがありました。

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るるぶ 香港 マカオ'16 110P
世界遺産をめぐる1Day王道プラン

1. ギア要塞
2. 聖アントニオ教会
3. モンテの砦
4. 聖ポール天主堂跡
5. 聖ドミニコ教会&聖ドミニコ広場
6. 大堂(カテドラル)&大堂広場 
7. セナド広場
8. 聖オーガスティン教会&広場
9. 港湾局
10. 媽閣廟



 狭いマカオ。

 
しかも観光スポットは密集している。

 10くらいなら簡単に行けると思いチャレンジしてきました。


 実際にこの中で行くのがとても大変だったのはギア要塞だけ

 ギア要塞に行くのは急な坂道が続きかなり大変でした。

 しかしギア要塞近辺ほど急ではないもののマカオは坂が多すぎ。ある意味マカオ自体が天然の要塞かも、だったかも。

 それでも夜7時くらいまでかかって「10箇所全て」に行き終えた後には何ともいえない充実感がありました。


 しかし。しか~し

 帰りの飛行機の中でるるぶのこのページを見返すと嫌な予感

 そうです、1つ行き忘れてました聖アントニオ教会です。汗。いくらiPhoneの写真を見返してもありませんだって行ってないんだもん。汗。


 ということで、画竜点睛を欠いてしまいましたが、るるぶ 香港 マカオ'16の110Pに載っていた世界遺産をめぐる1Day王道プランに沿った観光を振り返ってみたいと思います。

 なおマカオはマカオ歴史地区(Historic Centre of Macau)という名前で世界遺産に登録されているので、この中に指定された建物・広場はもっと多いです。全部で数十箇所でしょうか。

 まあ主要な場所は行ったよということで。

 
 まずはセナド広場から。

 ほとんどの人はマカオ観光をはここから始めると思います。

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7. セナド広場 Senado Square

 マカオ自体は全体的にはやはり中国であり広東なのですが、この広場に着いた途端にポルトガルの植民地だったことを思い出させてくれる場所です。

 波打ったような模様の石畳の通りが印象的ですが、メインの広場にしてはかなり小さいです。

 いつ行っても多くの人が記念撮影をしますね。


 セナド広場から少し進んだ所にあるのが、聖ドミニコ教会&聖ドミニコ広場です。
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5. 聖ドミニコ教会&聖ドミニコ広場 St. Dominic's Church

 クリームイエローのファサードが美しい

 とはいえ、立ち止まっている人がいないと素通りしそうな小さな教会です。

 ここからセナド広場から見て右の方の坂を少し登った所にあるのが、大堂 (カテドラル)です。

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6. 大堂 (カテドラル) 主教座堂 Cathedral of the Nativity of Our Lady

 たいていヨーロッパカテドラル=その街のメイン教会といえばとても大きい。そして分かりやすい位置にあるものが多いですが、マカオではあまり大きくないですね。

 ポルトガル統治時代のマカオに関してはあまり詳しくありませんが、統治した頃はともかくそれ以降はポルトガルの国力が衰えていった時期と重なるのでマカオ内でそこまでブイブイ言っていなかったのかもしれません。遠いしね。

 中にも入れました。 
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 ただ信者の方が前の方で熱心にお祈りを捧げているような真面目な教会だったため、すぐに出ました。

 次の行ったのが世界遺産をめぐる1Day王道プランにの中にも紹介されていた盧家屋敷
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盧家屋敷東洋と西洋のデザインがミックスされた中国式邸宅です。和洋折衷ならぬ中洋折衷といった感じでしょうか?

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 屋敷の作り自体凝っていて、デザインもあまり見かけない感じ。
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 盧家屋敷かなり気に入りました


 ちなみにここを含め、今回のマカオの世界遺産巡りはどこも無料でした。

 カジノの税金で維持費をまかなっているのかもしれませんね。

 
 そして、聖ドミニコ教会の方に戻り左の方へ歩いていきます。

 竹下通り級の人混みの中ほとんどの人が向かうのは聖ポール天主堂跡です。ほんの数分です。

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聖ポール天主堂跡@マカオ Ruins of St. Paul's@Macau

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  これこそ本当はマカオのカテドラルという感じですが、残っているのは城跡ならぬファサードだけです。

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 はこんな感じ。

 いかにも痛ましい戦争の爪痕という雰囲気を出していますが、実際は本体は火事で焼けてしまったそうです。

 マカオ自体は第二次世界大戦の大戦の影響もあまり受けておらず、戦闘の歴史もあまりないはずです。

 そして聖ポール天主堂跡の正面から見て斜め左くらいの所にあるのがナーチャ廟です。

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 ナーチャ廟は1888年に創建の中国寺院とか。お祈りしている人はおそらく全員中国人でした。

 よく日本では中国人は金しか信じないなどと言いますが、自分の知る限り中国人の方が日本人よりはるかに敬虔な仏教徒です。

 
 そしてモンテの砦に向かいます。

 距離はすぐですが、かなり急な所です。
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かなり急な階段を上がっていきます。なんといってもがあるところですからね。
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 大砲見えて来た。

 見晴らしの良い所はもう少し上です。

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3. モンテの砦 Monte Forte

 マカオが360度一望できます。
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 どうせ大砲なんて使ったことないのかと思いきや、ネット上で

 1922年にはモンテの砦から放たれた大砲の弾がオランダ軍火薬庫に着弾し、勝利に貢献しました。

 との記述を発見。マカオを少しは戦闘に巻き込まれていたのですね。
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 マカオの象徴グランドリスボアを狙い撃ち

 はしませんが、この下品な金ピカのデザインなんとかなりませんかね?まあカジノの街マカオらしいと言ってしまえばそれまでですが。

 マカオの世界遺産に行ってみたはそのに2に続きます。