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地中海と言えば、オレンジですね。

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東京たべある記

前回、以下のように定義させてもらいました。

食べ物が美味しいであろう国
アジア全域、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル+中南米、メキシコ

食べ物が不味いであろう国
アメリカ、イギリス、ドイツ、オランダ、北欧諸国+カナダ、オーストラリア、ニュージーランド

分かりやすく書くために、かなりざっくりとした分類になっています。

 しげPの好きなテレビ番組に、明石家さんまさんが司会をしている「ホンマでっか!?TV」があります。この番組は教養娯楽番組の中では一番面白いと思うのですが、番組の最後には、

『この番組に登場する情報・見解は、あくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。「ホンマでっか!?」という姿勢で、お楽しみ頂けると幸いです。』

というテロップが流れますが、この記事もそんな感じで呼んで頂けると幸いです。ただし、大きな間違いについてはご指摘頂けると幸いです。

まだ読者様も、「この国は美味しかった」「この国は不味かった」という情報をぜひぜひお寄せください。


さて今回は欧米に限定して、その「美味しい国、不味い国」の理由を考えていきたいと思います。

食べ物が美味しいであろう欧米の国=ラテン系国家
イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル

食べ物が不味いであろう欧米の国=主にアングロ・サクソン系国家
アメリカ、イギリス、ドイツ、オランダ、北欧諸国


1. 地理的な理由

 ラテン系主要国家のイタリア、フランス、スペインの共通点は?そう地中海に囲まれていることですね。

 地中海性気候は夏は日差しが強く乾燥しますが、冬は温暖湿潤。一般にオリーブ・ぶどう・柑橘類などの栽培で有名ですね。また、これらの国では小麦畑もよく見かけますし、牧畜もさかん。さらに海産物は豊富に取れます。

 昔から食材が豊富な場所だったために、人々は様々な物を食べる機会が多く、結果的に食べ物に関心の強い国になったのではないでしょうか?


 一方のイギリスやドイツ。非常に痩せた土地が多く、一般的に農耕に適さない地方が多いとか。昔は特に大変だったようです。ヨーロッパに新しくもたらされたじゃがいもが彼らの救世主になったというのは有名な話ですね。

 このじゃがいも、非常に痩せた土地でも育つため、元々はアンデス原産のじゃがいもをスペイン人がヨーロッパに持ち帰ってから瞬く間に広まったと言われています。

 もともとこれらの地域では様々な物が育つ風土ではなかったため、人々は食べ物を生きていくために必要なものとみなし、味にまで関心が向かわなかったのではないでしょうか?

次回は、それ以外の理由を考えてみたいと思います。