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イングリッシュ・ブレックファスト

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東京たべある記

 そろそろ自分の実体験を話していこうと思います。イギリスは短期とはいえ留学したことがあり、ロンドンの食事事情についてはかなり知っています。

とはいえ留学したのは15年も前の話なので、現在は多少変わっているかもしれません。ただ大きくは変わっていないと思います。

 ロンドン留学前に一番心配したのは、何と言っても食事でした。イギリス料理が不味いことは自分も何となく知っていたし、留学が決まってからはあらゆる人達に食べ物が不味いことを聞かされました。

 現在は普通に料理をしますが、当時はカレーくらいしか作ったことがなく、食事は全て外食で済ませるつもりでした。当事は7年間のサラリーマン生活を終えた直後で、貯金があり、お金の心配がなかったのもあります。多少お金を払えば、まあ食べられるだろうと高をくくっていました。

 ちなみに今でこそ海外旅行記をしまくっていますが、当事はハワイに1回、グアムに1回だけでした。どちらも大味なアメリカンばかりでしたが、まあ何とか食べられるレベルでした。


 さて、ロンドンに到着した日の最初の夕食は確か「ピザ・エスクスプレス」だったと思います。ロンドンでは比較的まともなピザを出す店として、ロンドン旅行経験者から聞いていました。

 その「ピザ・エスクスプレス」のピザは十分に「食べれる」レベルでした。少し安心。そして次の日の朝はマクドナルド。こちらはやはり日本で食べるものと大差ありません。

 昼に何を食べたかは思い出せませんが、これもまあまあだったので、心配する必要はないかな、と少し油断しました。


最初の衝撃はその日の夕食です。心底「これはヤバイ」と思いました。

 下宿先のアールズコート駅の近くにあった、「無難そうな」ステーキ屋に入ったのですが、ここでの食事は衝撃的でした。まず、ご飯を頼んだのですが、ご飯がぐちゃぐちゃです。

 後で分かったのですが、ロンドンでは炊飯器は普及しておらず、鍋でご飯を温めていたようです。鍋で作ってもイタリア料理のリゾットなどはとても美味しいのですが、そこのものは水分を含み過ぎていて食べられたものではありません。

 そして、ステーキ。硬い。噛みきれないほど硬いのです。しかも味はついておらず、自分で塩、胡椒、ソースなので味を整えるものでした。ちなみにこのソースもとても大味で、日本の繊細な味付けに慣れていたものが耐えられるレベルではありませんでした。

 ただ、頼みもしないのにフライドポテトだけは大皿にどっさりきました。流石にフライドポテト。塩を振っただけでも十分に食べられます。この日はポテトで何とかお腹を満たしました。


 そして、翌日は学校が始まったのですが、その日の昼は事務手続きなので、時間を取られとても外に食べに行く時間がありません。仕方がなく近くの小さな食料品店でサンドイッチを買ったのですが、これが第二の衝撃でした。

この世の物とは思えないくらい不味かったのです。。

 詳しくは覚えていないのですが、食べた瞬間に「おえっ」と吐き出しそうになったサンドイッチというは後にも先にもこの時だけです。

 という訳で、英語を学ぶために留学したのいうのに、ロンドン留学時の最初の心配事はいかにしてまともなものを食べるのか?でした。

 次回はどのようにして、しげPがこの苦境を乗り切ったか。そしてロンドンでは何を食べれば良いかについてお話したいと思います。